当院では東洋医学的診断、治療を基本に体が本来もっている
自然治癒力を高めることにより痛みや症状を取り除いていきます。
しかし、必要に応じて現代医学の視点から理学的検査を行ったり、
経穴(ツボ)ではなく筋膜や筋肉に施術します。
また、鍼、灸だけでなく、低周波治療器やスーパーライザー(直線偏光近赤外線治療器)を
併用する場合があります。
同じ症状や病名であってもお一人おひとり治療法や治療回数、治療間隔、養生法などは異なります。
当院で使用する鍼はすべてディスポーザブル鍼(使い捨て鍼)です。
他の方への使い回しは一切ありませんのでご安心ください。
症状や体質により使う鍼の太さや長さは異なりますが、髪の毛(直径0.2mm以下)より細い鍼を用います。
もぐさを直接皮膚の上にのせて火をつける直接灸、棒状の灸を皮膚に近づけて温める棒灸、鍼の先に灸をつけて点火する灸頭鍼、皮膚と灸の間に熱の緩衝材になるものをいれる間接灸、市販もされている温灸など様々な種類がございます。 当院では患者さまの症状、体質、部位などを考慮し使い分けて使用しますが痕の残らない灸を使用することが多いです。
「スーパーライザー」は、光の中で最も生体深達性の高い波長帯の近赤外線(0.6μm~1.6μm)を高出力でスポット状に照射できる光線治療器で、その効果はペインクリニックをはじめ各科で認められ、さまざまな医療現場で幅広く利用されています。
昨今、不妊専門クリニックにおいて導入する施設が増えております。
ストレスを受けると、自律神経の中の交感神経が興奮し血管が収縮します。血管が収縮すると、酸素や栄養素を運ぶ血液の流れが悪くなり、様々な痛みや体の不調が生じます。このような症状を和らげるために、喉の一か所にスーパーライザーを照射する星状神経節近傍照射という治療法があります。この治療法は痛みがなく、安全で副作用もない治療法の一つです。
当院では不妊症、円形脱毛症、突発性難聴、IBS、自律神経失調症などの治療において積極的に併用させていただいております。
初診時は問診表に
記入していただきます。
問診表を参考にさらに詳しく伺います。
舌、脈、腹、背中、手足などを診て触って
皮膚の温度や緊張、ツボの状態を診断します。
必要に応じて理学的検査や骨盤なども
診させていただきます。
お身体の状態、最適な治療法などを
ご提案し納得して頂いたうえで
治療に移ります。
得られた情報をもとに
必要な箇所へ鍼や灸をします。
一見全然関係ないような部位へも
施術しますが、東洋医学的な治療において
とても重要な方法になります。
治療頻度や治療間隔、
養生法などをご説明します。
初診時はお身体の状態をより詳しく把握するために、問診や触診にお時間を頂戴します。
全部で1時間半程要しますので時間に余裕をもってお越し下さい。